
ネットやyoutubeで節約に関する情報をよく見かけますよね。
頑張って健康長寿を目指そうと食事やお酒の量に気を付けていてもカップラーメンやもやしを食べて食費を削っていては逆に健康を損なう可能性が高まりますよね。
このように目標に対して基礎的な部分が間違っていたら、いくら節約してもお金は貯まっていかないでしょう。
節約で大切なことは、お金を貯めるうえで根本的な間違いを理解することです。
そして、自分がそのいずれかに該当していたらすぐに改め、行動に移すことです。
この記事では、お金に苦労する人生を送る人がする習慣・行動について解説しますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
収入高い人は貯金が多いは間違い

「お金が貯まらないのは収入が少ないから」と思っている人が多いのではないでしょうか。
普通に考えると収入が多ければ貯金がたくさんできると思うでしょう。
しかし、それは大きな間違いです。
そう考えている人は、収入が今の2倍になってもお金が貯まらないでしょう。
年収が1,000万円あっても貯金が全然なくお金に苦労してる人がいる一方で、年収300万円でも貯金を多く持っていて豊かに生活している人がいます。
収入と貯金に関係性がない理由は、人間の性質・本能による行動原理にあります。
収入が増えても貯金が増えない理由

収入が増えても貯金が増えない理由ですが、人はお金があればあるだけ使ってしまう性質があるからです。
これをパーキンソンの法則(第二の法則)といいます。
パーキンソンの法則とは、イギリスの海軍歴史学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱しました。
第二の法則は「支出の額は、収入の額を満たすまで膨張する」というものです。
具体的なケースで説明します。
年収が400万円から500万円にアップしたとします。
すると、理論上は100万円を貯金に回せるはずです。
収入として毎月約8万円増える計算ですが、収入が増えたことでお金と心に余裕ができます。
すると今まで高いからと諦めていた商品を買ったり、趣味や交際などお金がかかっても”まだ大丈夫”と考えてしまうでしょう。
つまり、使えるお金が増えると生活水準をあげてしまい、上がった分を使い果たしてしまうということです。
収入と貯金の関係について

金融広報中央委員会という聞きなれない謎の組織が公表している「令和5年の家計の金融行動に関する世論調査」によると収入と貯蓄率が確認できるデータがあります。
二人以上世帯の金融資産保有額
年収300万円~500万円未満・・・貯蓄率20%以上の世帯が15,5%
年収1,000~1,200万円未満・・・貯蓄率0%の世帯が18.8%参考元:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]
二人以上世帯の年収300万円~500万円の世帯で、貯蓄率20%以上の世帯が15,5%いるのに対して、年収1,000~1,200万円未満の世帯で貯蓄率0%の世帯が18.8%もいます。
ちなみに、集計最上位の1,200万円以上の世帯の19.5%は貯蓄率0%という結果でした。
収入が少なくても着実に貯金を増やし続けていてお金の苦労とは無縁の世帯が多い一方で、収入が多くても全く貯金がない家計の自転車操業をしている貧乏と隣り合わせの世帯が多いということが理解できるでしょう。
お金に苦労する人生を送る人がしている習慣・行動5選
浪費家だった私の経験等をもとに解説します。
お金に苦労する人生を送る人がしている習慣・行動は次の5つです。
- 自己肯定感を求める
- 過度な飲酒
- 脳を支配される習慣
- 悪しき人を近づけて、良き人を遠ざける
- 自分で情報を探しにいかない
これらの習慣や行動をしてしまっている人は、節約や貯金をしようと頑張っても報われないでしょう。
無意識に陥っている人も多いと思いますので、自分を振り返ってみて当てはまっていないか確認してみてください。
その1 自己肯定感を求める

自己肯定感を求める人とは、周りから”凄いね”とか”かっこいい”、”頼りになる”など他人と比べて少しでも優位に立ちたいという人です。
例えば、次のような人です。
このような思考に囚われると、どんどんエスカレートしてしまうでしょう。
また、そういう自分を演じなくてはならないなど一種の強迫観念に陥ってしまうでしょう。
生活水準が少しでも下がって周りからかっこ悪くみられたり、ケチだと思われることに心が耐えられず、青天井に出費が膨らんでいくという負のスパイラルに陥ることになるでしょう。
友達の友達くらいのレベルの人達に飲みに誘われて、自分がいかに優れているかを熱弁して自己満足感を得る代わりに会計は全て支払う人みたいな感じですね。
このように、人から良く見られたい、羨ましがられたいなど他人の顔色、言動を気にし過ぎるあまり浪費に走る。
一時的な自己肯定感や見栄を満たすためにする浪費が積もり積もると数千万円のお金を無駄にしてしまうでしょう。
一方、自己肯定感を高めたいという思いは理解できます。
なぜならそれが人間の本能・本質だからです。
人間の本能と向き合うことが必要

動物を見るとわかる通り、強い種が生き残り、自分の種を残すことができます。
人間は「理性」を持っていることで形こそ違えども、本質的な生存本能は同じです。

俺は他人より優れている

綺麗、可愛いと言われていたい
など、自分は優れた人であるとアピールする必要がありますからね。
しかし、”自分はそういう生き方が好きだから仕方がない”で済ませていては、何かひとつのきっかけで貧乏に転落する人生を送ることになるでしょう。
自分がよく見られたいがために高級ブランド品や高級車などを購入するのは、後々大きな後悔と虚しさとなって返ってくるでしょう。
将来貯められるはずのお金をこのような使い方で散財するのはもったいないです。
そうならないためには、自分自身と向き合い、「見栄」「プライド」「ケチ」は悪いことという思考に囚われず、内面を磨き、経験と徳を積むための行動をしましょう。
その方がよほど人として素晴らしいですし、尊敬できますよね。
その2 過度な飲酒

私は大切な人とお酒を飲みながら会話をするのが好きです。
何気ない会話に美味しい食事とお酒を飲みながら過ごす時間は幸せなひと時です。
私は、20代、30代と給与や賞与が出たら会社の人と飲み歩いたり、夜のお店に行って綺麗な女性と話したりしてお金を散財してしまいました。
このように過度な飲酒によるお金の浪費は、お金に苦労する生活を送ることにつながる行為です。
その時は楽しいと思って飲み歩いていましたし、終電乗り遅れたら朝まで飲むかホテルに泊まる生活をしてしまいました。
仮に飲酒代を平均して毎月5万円、15年ほどこのような生活をしたとして計算してみましょう。
と多くのお金を失ってしまいました。
お酒に絞って計算しましたが、宿泊費やタクシー代など過度な飲酒により余計な出費分を考えるともっと大きなお金を失っていることが理解できますよね。
今も習慣を続けてしまっていたらと考えると貯金がほとんどない状況に陥っていたでしょう。
このように過度な飲酒を続けていたら将来お金が増えるわけはありませんよね。
トラブルや健康への影響も考える

過度な飲酒がもたらす影響は、直接掛かるお金だけではありません。
例えば、過度な飲酒を長年続けてしまえば、身体の機能にダメージを与えてしまうでしょう。
つまり、健康というかけがえのない財産を失うことになるでしょう。
そうなると、通院・治療など医療費も多くかかりますし、身体が思うように動かせなくなれば仕事にも影響が出るでしょう。
また、お酒によるトラブルのリスクも高まります。
例えば飲酒運転ですね。
厳罰化されているにもかかわらず、飲酒運転による大きな事件がニュースで取り上げられているように一瞬でお金も信頼も地位も全て失ってしまいます。
さらに大切な家族も失うかもしれません。
いくらお酒が好きだからと言っても、飲酒がもたらすリスクを考える必要がありますよね。
お金に苦労する人生を送りたくなければ、本気で考えて今すぐにでも改めましょう。
例えば、ルールを作るのが効果的です。
と言った感じです。
脳を支配される習慣

脳を支配される習慣とは具体的に次のようなものです。
- タバコ
- ギャンブル
- 夜のお店
- ゲームアプリへの課金
- SNSでいいねをもらうための行動
これらのことを満たしたあとに何が残るのか、なぜ将来お金に苦労することになるのか考えると理解しやすいでしょう。
これらは快楽物質によって脳を支配される危険な習慣です。
タバコを吸う人がなかなかやめられないのは、脳がタバコによって快楽物質を出すことで、ますます吸いたくなるという流れです。
するとタバコを吸わないと落ち着かなくなったり、イライラしたりとタバコを求めるアクションを起こしてしまうでしょう。
かつて私は、タバコを吸い、パチンコをやって、夜のお店に行き、ゲームアプリへの課金もしてしまいました。
これらを全てやめた今だからこそ言えますが、お金の無駄遣いだけでなく、貴重な時間を浪費し、心と健康をも蝕む危険な行動です。
負のループに落ちる
一時の強烈な快楽が忘れられず、繰り返しお金を使ってしまう。
また、刺激が弱くなると、より強い刺激を求めるといった負のループにはまり、簡単には抜け出せなくなってしまうでしょう。
実際、タバコをやめようと思っても脳がタバコを欲し、禁断症状が出たりとなかなかやめられませんでした。
ちなみに、私がやめるのに一番時間がかかったのはギャンブルです。
なぜギャンブルだったのか。
それは勝つと大きなお金が得られたからです。
つまり、他の習慣と違ってお金が財布に入ってくると、非常に辞めにくくなります。
重度の依存状態になると、”キャンブルの負けはギャンブルで取り返さなきゃ“という危険な思考に陥いるでしょう。
結果として得られたものは、ほんのひと時の快楽だけです。
繰り返しになりますが、多くの貴重な時間とお金を失い、豊かな人生を送ることの妨げでしかない習慣です。
振り返っても愚かだったと後悔する方がはるかに大きいので、お金に苦労したくない人は今すぐにやめましょう。
悪しき人を近づけて、良き人を遠ざける

良き人と出会い良好な関係を築けるとお金はどんどんたまっていきます。
反対に悪しき人を近づけてしまうとお金をどんどん失ってしまいます。
例えば、恋人がいるカップルのケースで考えてみましょう。
デート費用を割り勘にするカップルもいれば、お金は彼氏が持つというカップルもいるでしょう。
いずれがお金が貯まっていくかは考えるまでもなく前者の割り勘にするカップルですよね。
誤解のないように伝えておくと、これはお金を貯めるという観点から見た良きパートナーの見方ということです。
彼氏がお金を負担するのがよくないと言いたい訳ではありません。
ただし、将来結婚まで視野に入れている場合は真剣に検討が必要でしょう。
パートナーが浪費家で、見栄や自己満足感を上げるためにお金を使ってしまう人を選んでしまうと、お金に苦労することになるでしょう。
家族とは、家計をともにする存在です。
そのため、いくら自分が頑張って節約に励んだところでお金に苦労する人生を送ることになるでしょう。
たとえ離婚したとしても、婚姻を継続していた時の財産は分与の対象となりますから、将来的にお金を貯めていくのは厳しい道のりが待っているでしょう。
親族や友人も同じような視点で考える必要があります。
良き人と悪しき人の見極め方
では、良き人と悪しき人を見分けるにはどうすればよいのかと疑問に思う人もいるでしょう。
見極め方は次のように捉えると参考になるでしょう。
ギブアンドテイクは言葉通りで、プライベートも仕事もお互いに支えあえる良好な関係を築ける思考の持ち主です。
例えば、旅行に行くときに、
自分はスケジュールや工程を決めるのが得意なのでそれを担当し、パートナーは宿泊先や観光、食事やカフェを見つけるのが好きなのでそれを担当する。
このように二人で協力して一つの旅行計画を作るといった感じです。
一方、テイカー気質の人とは相手に求めるだけの人で、自分からは提供しない、あるいはごくわずかなことを提供するといった感じの人です。
先ほどの旅行の例で言うと、全て自分に丸投げして、

日程や場所、行程が決まったら教えて
という人ですね。
このようなテイカー気質の人と関わったら最後、時間もお金も失うだけでなく、心までもダメージを受ける可能性が高いでしょう。
テイカー気質の人とは距離を置く
人をお金目線で評価するのは非常にドライな感じがしますが、現実として理解しておくことはとても大事です。
なぜなら、テイカー気質の人に親切心と広い心で接しても、相手からすると”自分に都合のいい人“としか受け取らず利用することしか考えていないからです。
実際、会社にこういう人はいませんか。
自分が仕事で忙しい時に

悪いけど、手伝って
と頼んでくるので、忙しい中でも自分の仕事を後回しにしてサポートしたのに、逆に忙しいから手伝ってもらおうと頼むと

余裕ないから、他の人に頼んで
といわば恩を仇で返すような感じです。
私はこれまでこのタイプの人と多く関わってきました。
振り返ってみると、

ただただお金と時間の無駄な関係だったな
としみじみ思います。
お金を貯めたいなら、よき人を近づけ、悪しき人を遠ざける必要があるということです。
自分で情報を探しに行かない

昔は、知っている人から人づてに有益な情報が広がったりするため、一部の人が得をしたりと伝達範囲は非常に限られていました。
有益な情報は、身内と周りの友人しか知らず、大多数の人は知らない状況がほとんどだったということです。
このことは大きなデメリットがあって、悪い情報も伝わりにくいということです。
しかし、今は違います。
ネットを使えばあらゆる情報が手に入ります。
また、情報が手に入ると言っても正しい情報とは限りません。
正しい情報を見極められれば無駄な支出を減らすことができるとともに、収入を増やすチャンスもあるということです。
逆に、情報を探さず、知識を得ることができなければお金に苦労する生活を強いられる可能性が高まるでしょう。
例えば、情報から知識を得られていない人ほど、ありえない投資話に乗ったり、ロマンス詐欺にあったり、投資や事業に失敗したり、広告を鵜呑みにしたりして大金を失うことになるでしょう。
また、不要なものにお金を使ったり、もっとよい商品を安く買えるのにわざわざ高いお金を払って満足している人も多いでしょう。
例えば、次のようなことです。
- スマホで三大キャリアにしている
- 不要な保険に入っている
- 賃貸で高額な退去費用を請求されたのに拒否しない
- 証券会社の窓口に行ってぼったくり商品を購入する
一生懸命働いて苦労して稼いだお金を捨ててしまう非常にもったいない行為です。
生涯ベースで捉え、どのくらい無駄遣いしていたのか計算すると莫大な金額を支出していることが確認できるでしょう。
自分は賢いと勘違いしている
このように自分で情報を探しに行かない人は、お金があっても無駄な支出を無意識にしてしまっているでしょう。
例えば、保険会社のセールスレディに不安を煽られ、巧みな話術にその気になって保険に加入したり、銀行や証券会社の窓口に行って手数料の高いぼったくり商品を買わされているのに、無駄なお金を使っていることに気が付かないのです。
医療保険に入らずとも、日本には高額療養費制度がありますから、病気や怪我の備えは必要ないでしょう。
このように自ら情報を得られる人は、営業トークに騙されることなく、自分でいずれが正しいのかと合理的な判断を下すことができるでしょう。
すると無駄な支出が減り、生活コストを大きく下げられるでしょう。
情報や知識が不足していると、良い保険を安く契約できた自分は賢いと勘違いしてしまうでしょう。
見栄やプライドによる浪費の仕組みや知識があれば、安く買えたことを誇るよりも、そもそも買う必要がないという選択をできる人は浪費をしなくてすみますし、賢いと言えるでしょう。
だからこそ、自ら進んで学び情報を取りに行き知識を身につけることが大事なのです。
その結果、自分の生活に当てはめて、必要なことと不要なことを切り分けを行うことが重要です。
大事なことは行動すること
中には、どう調べればよいのかわからなかったり、徒労に終わるのは避けたいなと思う人もいるでしょう。
しかし、何も心配はいらないでしょう。
なぜなら、この記事を読んでいる時点で情報への興味と役立つ知識を知ろうとする意識がすでに備わっているからです。
最も大事なことは行動に移すことです。
知識は得ただけでも素晴らしいことではありますが、実践してこその知識です。
仮にうまくいかなくても、行動したという実績が経験として蓄積され、繰り返し失敗を積み重ねていけば、やがて成功し資産を着実に増やしていくことができるでしょう。
その結果、お金に苦労しない生活を得ることにつながるのです。
失敗を恐れず、面倒だと決めつけず、まず一歩を踏み出しましょう。
まとめ
日本人の大多数が長期投資できない理由について解説しましたが、参考になれば嬉しいです。
多くの人が「お金持ちになって豊かな生活を送りたい」「いっつもお金のことばかり気にする人生は嫌だ」と思っているでしょう。
現実には、貯金が思うようにできなくてお金に困っている人が多くいます。
一方でお金に苦労するケースはおおよそ決まっています。
その要因を知り、根本にある問題点を解決すれば、無駄な支出を減らし貯金体質を作ることができるでしょう。
今回紹介した習慣・行動は、お金に苦労する要因としてメジャーなものでしょう。
その時その時はたいしたことのない出費だと考えてしまうのは危険です。
長期的な視点で考えることが大事です。
日本人の生涯賃金は2億円から3億円と言われています。
生きていればたくさんお金が必要なのにこれらのことに支出するのはもったいないですよね。
今からでも、これらの悪しき習慣や行動を改めれば、資産形成がスムーズにいく可能性を高めることができるでしょう。
お金に苦労しない豊かな生活を送れるように一緒に頑張っていきましょう。