
「本気で貯金したいのに、毎月お金が残らない。」
悔しさが込み上げ、ため息をつく回数も増えていきました。
それは努力不足ではなく、無意識に “お金を使ってしまう考え方” が残っていたからです。
私は気づかないまま同じ場所へ通い続け、時間もお金も、自信も失っていました。
ある日、昔からの友人がふと口にした言葉を聞いたとき、非常に驚きました。
「俺、やりたい仕事があってさ。お金を貯めたから独立するんだ。」
同じような生活をしていたはずなのに──。
その瞬間、「このままではこれからも何も残らないかも」と思い、まずは行く場所をひとつ減らすことから始めました。
お金が貯まらない人には、共通して“足を運んでしまう場所”があります。
ここでは、私が貯金ゼロを繰り返していた頃にハマっていた 8つの罠 と、その奥にあった「心の仕組み」をお伝えします。
お金が貯まらない人に共通する「3つの思考の罠」

お金が貯まらなかった原因は、収入の低さや節約の難しさではありませんでした。
思い返すと、私はいつも同じ考え方のまま、同じ行動を続けていたのです。
その思考に気づかないままでは、どれだけ頑張ってもお金は残りません。
40代になって、ようやく理解できた3つの思考の罠を紹介します。
思考の罠① 一瞬の快楽を選び、未来のお金を前借りしてしまう
疲れやストレスを理由に、私は“何かを買うことで発散しよう”としていました。
パチンコ、衝動買い、飲み会──。
その時は気分が盛り上がりますが、実際はお金を繰り返し使わないと落ち着かない思考を育てていました。
また衝動的に買ってしまったなと反省しながら歩いていたとき、
「もしこの3万円を貯金していたら、未来の安心につながったのかもしれない。」
と思いました。
その瞬間、ようやくお金を使う手を止めてみようと思いました。
豊かさとは、ひとときの快楽を断ち切ることではなく、“未来の自分に選択肢を残すこと” だと気づいたのです。
今度こそと決意して、ひとつ行動に移した自分を、今では少し誇りに思っています。
思考の罠② 他人の目を気にするほど、お金は消えていく
若い頃の私は、他人の視線を気にしながら生きていました。
ブランド品を持てば注目され、高い店に行けば“成功している自分”を感じられる気がしたのです。
けれど本当は、他人の基準で生きるほど、自分を見失っていくだけでした。
他人の「すごいね」は、ただの社交辞令。
本当の豊かさは、他人の中ではなく、自分の中にあったのです。
思考の罠③ 知らないまま人任せ=お金の主導権を失う
お金のことを学ぶのは面倒で、「詳しい人に任せれば安心」と思い込んでいました。
保険の窓口、証券会社、無料セミナー──。
しかし後になって気づいたのは、彼らの目的は“私の利益”ではなく“自社の商品”だったということ。
安心は、
「誰かに任せること」ではなく、「自分で納得して選ぶこと」から生まれました。
そこからようやく、お金の主導権を取り戻せたのです。
行ってはいけない場所8選
これらの思考の裏には、私たちがつい“足を運んでしまう場所”があります。
それは心を満たしてくれているようで、少しずつお金が減っていく場所でもありました。
私が実際にやめて、大きく人生が変わった8つの場所を紹介します。
ギャンブル全般
勝てると思うたびに心は高鳴りましたが、帰り道に残るのは空虚さだけ。
ギャンブルは、お金を増やす場所ではなく、興奮と引き換えに時間を奪う場所でした。
宝くじ・ロト
「いつか」は来ないのに、買い続けていました。
実際は夢ではなく、現実から目をそらす言い訳にしていたのです。
高級ブランド売り場
欲しかったのはモノではなく、満足感を満たしてもらえる言葉でした。
今は、自然体で笑える日々の方がよほど贅沢だと感じます。
夜のお店
優しく迎えてくれても、店を出た瞬間に関係は消える。
お金で続く関係は、支払いが止まれば終わってしまうのです。
楽しめない飲み会
断れない不安から参加すると、疲労と出費だけが残りました。
勇気を出して断ったら、心が軽くなりました。
保険の無料相談
信じた言葉は“安心”ではなく、不安を刺激する営業トークでした。
自分で理解しようと努力したら、本当の安心につながりました。
金融機関の窓口
「おすすめです」の裏にある手数料の重さに気づけなかった過去。
責めるべきは相手ではなく、知らないまま任せた自分でした。
投資セミナー
学びは無料でも、裏側に潜む“案内”がある。
本当の学びは、自分で考え調べた先で深まっていきました。
今日からできる3つのステップ
努力を増やさなくても、方向を少し変えるだけで流れは変わります。
ここでは、私が実際に行って効果を感じた3つの一歩を紹介します。
一歩目:出口を見える化する
現実を知るのが嫌だった。
けれど、3か月分の支出を確認してみたら、不安の正体は“見えないこと”だとわかりました。
見える化した瞬間、少しずつ安心が戻ってきたのです。
見ることは怖かったけれど、見えた瞬間、もう怖くなくなっていました。
二歩目:行かない場所をひとつ決める
お金は「使ったから減った」のではなく、無意識に流れていただけでした。
行く場所をひとつ減らすだけで、心と支出は驚くほど軽くなりました。
三歩目:未来に渡す
残すのではなく、未来の自分に託すと考える。
千円でも積み上がる数字が、安心と自信に変わっていきました。
まとめ
私が長年ハマっていたのは、8つの“お金の罠”でした。
けれど本当の敵は、支出ではなく、無意識にお金を使ってしまっていた思考だったのです。
節約の完璧さではなく、「どこは使わず、どこは使うか」自分で選ぶこと。
それだけで、お金は少しずつ“味方”に変わっていきます。
今日から、もしひとつ“行かない”を選べたなら、それは未来の豊かな生活に続く一歩かもしれません。
💡貯金ができない原因に気づいたあと、最初に確認すべき基本的なポイントを、初心者向けに整理した記事はこちらです。
📄 免責的注記
※本記事は筆者の体験に基づく一般的な内容です。
特定の投資行動を推奨するものではなく、あくまで「考え方の一例」としてご参考ください。

