家賃を節約しすぎると人生の質が下がる?|快適な暮らしは“浪費”ではなく未来への投資

快適な暮らしは最高の自己投資というメッセージが書かれたアイキャッチ画像。デスクにノートパソコンとコーヒーが置かれ、落ち着いた雰囲気で暮らしや資産形成をイメージした構図。 生き方・マインド
朝の光が差し込むリビングで、若い女性がコーヒーを手に微笑んでいる。観葉植物や木製テーブルが置かれた明るく落ち着いた空間で、快適な住まいと豊かな暮らしをイメージした構図。

「節約するなら家賃は下げるべき」
「家賃は手取りの3割以内に抑えよう」

そう聞くと”それが正しい”、”常識でしょ”と思っている人が多いのではないでしょうか。

かつての私もそうでした。

「少しでも安く暮らせば、貯金が増える」
「固定費を下げれば、将来が安心」

そう信じて、安い物件に引っ越したことがありました。
けれど現実は──節約にはなったけれど、耐えきれないほどのストレスに悩まされる日々が待っていました。

上階や隣室の深夜の物音。
管理会社に相談しても改善されず、夜は眠れず、朝はぐったり。

そのとき気づきました。

坂井
坂井

豊かな人生を送るには、快適な住環境は必須。
お金を掛けてでも手に入れるべき

この記事では、そんな経験から学んだ
「家賃をかけることは浪費ではなく自己投資である理由」を、3つの視点でお伝えします。

ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

家賃にお金をかけてもよい理由

はじめに結論からお伝えすると、家賃にお金をかけてもよい理由は”家賃が高いほど快適に生活できる可能性が高い“からです。

「そんなの当たり前だよ」という声が聞こえてくるのはわかります。

この場合の快適とは、次の3つのメリットを指しています。

家賃にお金をかけるメリット
  1. 生活トラブルに遭わずにすむ
  2. 通勤時間を短縮する
  3. 利便性がよい

それぞれくわしく解説します。

理由1 生活トラブルに遭わずにすむ

アパートやマンションといった集合住宅に住んでいると、さまざまなトラブルに遭ったという人も多いのではないでしょうか。

私は過去に次のようなトラブルに遭遇しました。

生活トラブル
  • 騒音トラブル
  • 共有スペースに私物を放置
  • ペット不可の物件でペットによる鳴き声・匂いなど
  • ゴミ出しのトラブル
  • 外国人住民とのトラブル

中でも騒音トラブルは深刻な問題です。

私は騒音トラブルで2度ほど、短期で引っ越した経験があります。

騒音は解決困難なトラブル

騒音トラブルは、ほとんどの場合、解決が困難です。

理由は入居者が対応できる対策は、ほとんど効果がないためです。

代表的な方法として、管理会社に連絡して対応を依頼する方法があります。

しかし、管理会社に対応を依頼しても、できることはその住民に連絡して注意するかポストに注意喚起の投函をすることくらいです。

強制力がないため、相手が改めようという気持ちがなければ改善はされません。

その他、ネットで調べた方法をいくつか試しましたが解決には至りませんでした。

最も配慮できるような人なら、はじめから騒音トラブルにはなっていませんからね。

だから管理会社を通しても、ほとんど改善しないのです。

ちなみに酷い管理会社だと対応すらしなかったです。

理由2 通勤時間を短縮する

通勤の大変さは、都市部で仕事している人なら多くの人が経験しているでしょう。

例えば東京なら新宿や渋谷をはじめとしたオフィスへ通勤するだけで疲れてしまったり、満員電車で嫌な思いをしている人も多いでしょう。

通勤時間が少ないほど、ストレスが減りますし、自分の時間が多く持てます。

つまり、お金をかけてでも通勤時間を減らすことは、生活満足度が向上するということです。

理由3 利便性がよい

利便性がよいとは、次のとおりです。

利便性がよいとは?
  • 生活や娯楽など自分が必要とするお店が揃っている
  • 交通網が充実している

それぞれ解説します。

生活や娯楽など自分が必要とするお店が揃っている

自分の住まいの近くで生活や趣味などが完結する環境は非常に快適です。

例えば、買い物をするのに家から何十分もかけてスーパーに行く、お気に入りのカフェまで電車やバスに乗って行くとなると少々不便ですよね。

買い物やカフェ、外食、美容、病院、ジム、レジャーなど生活を豊かにしてくれるお店が最寄り駅で完結するのはとても快適です。

交通網が充実している

交通網が充実しているとは、路線が複数乗り入れているということです。

複数の路線が利用できるメリットは主に2つあります。

複数の路線が利用できるメリット
  1. メインで利用する電車が止まっても別の経由で目的地に移動できたり帰宅できる
  2. いろいろな方面に出やすく帰りやすい

例えば、家まで電車が1路線だけだったり、駅からバスを利用しなければならないと、その交通が止まってしまうと動き出すまで待たなければなりません。

あるいは、少し高い出費になりますが、タクシーを使って帰宅するということになりますね。

疲れて早く家に帰って休みたいのに、電車が止まってしまって立ち往生してしまうのは辛いですよね。

家賃にお金をかけられる人はモラルの高い人が多い

高い家賃を払える人は収入面で余裕がある人が多いでしょう。

収入が高い人ほどモラルも高い傾向があり、お互いに気持ちよく生活できる環境が得られやすいでしょう。

逆に収入が低い人ほどモラルが低い傾向があり、自分がよければそれでいいみたいな思考の人が多い印象です。

もちろん、全ての人に当てはまると言うつもりはありません。

無駄な生活上のトラブルを避け、快適な生活をするには近隣にモラルの高い人が住んでいなければ成り立たないということです。

そのため、家賃にお金をかければその分比例して環境が期待できるということです。

まとめ

家賃にお金をかけてもよい理由について解説しましたが、参考になれば嬉しいです。

この記事で伝えたいことは、家賃にお金をかけるべきだということではありません。

環境が整っている物件を安く借りることができるなら安い方がよいです。

快適な住環境を得るためにお金を使うことは浪費ではないということです。

家賃を抑えることで節約に繋がったとしても、家で快適に過ごせないのは想像以上に辛いものです。

快適な環境を手に入れて、豊かな生活が送れるよう一緒に頑張っていきましょう。

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