家賃にお金をかけてもよい理由|必要な環境を手に入れる支出は浪費ではない

「節約するなら家賃は抑えるべき」「家賃は手取りの3割以内」と言われることが多く、自然と受け入れている人も多いのではないでしょうか。

生活費を見直そうとすると、固定費を減らすのが効果的です。

固定費の中でも家賃は大きな支出ですね。

そのため、安い物件に引っ越すことで支出の改善につながります。

しかし、安い物件に引っ越した結果、生活トラブルに遭って嫌な思いをするケースがあります。

実際に私はリーズナブルな物件に住んでいた時に騒音トラブルなどに遭遇したことがあります。

快適な住環境を手に入れることは心と体の健康のためにとても重要です。

この記事では、なぜ家賃にお金をかけてもよいのか解説しますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

家賃にお金をかけてもよい理由

はじめに結論を伝えますと、家賃にお金をかけてもよい理由は”家賃が高いほど快適に生活できる可能性が高い“からです。

「当たり前だよ」という声が聞こえてくるのはわかります。

快適とは、大きく3つのメリットことです。

それぞれ詳細に解説します。

生活トラブルを避ける

アパートやマンションといった集合に住んでいて、様々なトラブルを経験したという人も多いのではないでしょうか。

私は過去に次のようなトラブルに遭遇しました。

中でも騒音トラブルは深刻な問題でしょう。

私は騒音トラブルで2度短期で引っ越した経験があります。

騒音は解決困難なトラブル

騒音トラブルは、ほとんどの場合解決が困難です。

入居者ができる対応が多くはありません。

代表的な対処方法として、管理会社に連絡して対応を依頼するのが一般的です。

しかし、管理会社に対応を依頼してもできることはその住民に連絡して注意するかポストに注意するよう投函するくらいです。

強制力がないため、相手に配慮しようという気持ちがなければ改善されません。

その他、ネットで調べた対処方法をいくつか試しましたが解決には至りませんでした。

最も配慮できる人なら騒音トラブルにはなってませんので、管理会社を通して改善したことはありませんでした。

ちなみに酷い管理会社だと対応すらしなかったです。

通勤時間を短縮する

通勤の大変さは、都市部で仕事している人なら多くの人が経験していることでしょう。

例えば東京なら新宿や渋谷をはじめとしたオフィスへ通勤するだけで疲れたり、満員電車で嫌な思いをしている人も多いでしょう。

通勤時間が少ないほど、ストレスが減りますし、自分の時間が多くなります。

つまり、お金をかけても通勤時間を減らすメリットは大きいでしょう。

利便性がよい

利便性がよいとは、次のような感じです。

それぞれ解説します。

生活や娯楽など自分が必要とするお店が揃っている

自分の住まいの近くで生活や趣味などが完結する環境は非常に快適です。

例えば、買い物するのに家から何十分とかけてスーパーに行く、お気に入りのカフェまで電車やバスに乗って行くとなると少々不便ですよね。

買い物やカフェ、外食、美容、病院、ジム、レジャーなど生活を豊かにしてくれるお店が最寄り駅で完結のはとても快適です。

交通網が充実している

交通網が充実しているとは、路線が複数乗り入れているということです。

複数の路線が利用できるメリットは主に2つあります。

例えば、家まで電車が1つだったり、駅からバスを利用しなければならないと、その交通が止まってしまうと動き出すまで待たなければなりません。

疲れて早く家に帰って休みたいのに、電車が止まってしまって立ち往生してしまうのは辛いですよね。

家賃にお金をかけられる人はモラルの高い人が多い

高い家賃を払える人は収入面で余裕がある人が多いです。

収入が高い人ほどモラルも高い傾向があり、お互いに気持ちよく生活できる環境を得られやすいでしょう。

逆に収入が低い人ほどモラルが低い傾向があり、自分がよければそれでいいみたいな思考の人が多いでしょう。

ただし、全ての人に当てはまると言うつもりはありません。

無駄な生活上のトラブルを避け、快適な生活を送るにはモラルの高い人が求められます。

そのためには、家賃にお金をかけるほど期待できるでしょう。

まとめ

家賃にお金をかけてもよい理由について解説しましたが、参考になれば嬉しいです。

この記事で伝えたいことは、家賃にお金をかけるべきだということを言いたいわけではありません。

環境が整っている物件を安く借りることができるなら安い方がよいです。

快適な住環境を得るためにお金を使うことは浪費ではないということです。

家賃を抑えることで節約に繋がったとしても、家で快適に過ごせないのは想像以上に辛いものです。

快適な住まいで豊かに生活しましょう。